里山の春、出会いの季節 [季節の便り]

日々 街中で仕事をしていると、季節のとらえ方は

「アッチーな」とか「ジメってる」とか 直接身体に現れることばかりで表現しがちだけれど、

せっかく四季二十四節気に恵まれた日本で暮らしている我々、

もっとセンスある表現をしてみたいもんですね。

自然の中で生活している植物や動物は ほんの些細な変化も敏感に感じ取って行動する。

それを目で耳で感じることこそが 自然観察の楽しさだと思ってます。

で、いつものフィールド青葉区寺家に 夜明けとともに出没[晴れ]

DSCF3739.JPG

自然が豊かと言ってもそこは横浜市、休日にはたくさんの人が押し寄せているので、

ここの生き物は ちょっとばかり神経質で気難しい 釣り用語で言うと スレています。

4月頃から この里山では 2種類のカエルが鳴きはじめる。

シュレーゲルアオガエル(こんな名前だけど、れっきとした日本固有種)とニホンアマガエル

産卵の時期が早いシュレーゲル(以下サトアオガエルと命名)は 水を張り始めた田んぼの周辺

田植えの時期に産卵するアマガエルは、奥の林の中。

気候の変化だけでなく、人間の営みまでも感じて、産卵行動を起こすんです。

でも 盛んに声はするが、姿を見ることはめったになく、これが、他の地域なら

簡単に見つけられたりするんだけど。。。    ・・・寺家のカエルは ほんとうにスレている。

そんな中でも のんきというか とってもオープンなサトアオガエルのカップルがいました。

DSCF3732.JPG

あらあら、恋の季節とは言うけど、周囲をはばからず大胆に、、 なんとも微笑ましい[黒ハート]

この光景もこの先、ずっとずっと残っていてもらいたいものですね。

20年前にはまだまだいた 希少種のホトケドジョウ、

それに、コオイムシ、タイコウチといった水棲昆虫達、いまは全くみかけません。[もうやだ~(悲しい顔)]

kotaro[眼鏡]


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